在宅医療を受けるための準備
自宅での介護が大変になってきたら・・・
- 地域包括支援センターに相談
- かかりつけ医に相談
- 病院の地域連携室に相談
- 知り合いのケアマネージャーに相談
- 当院に相談(ご家族からでも、ご本人からでも可)
1人で悩まず誰かに相談を。
相談したいと思ったときが在宅医療のきっかけです。
当クリニックにご連絡いただければ、介護関係も含めて段取りいたします!
介護状況や生活状況を把握するため、
介護支援専門員(ケアマネージャー)
に介入をお願いしています。
- 必要な介護サービスがあれば、介護保険利用が可能か検討
- 要介護度によって介護保険で利用できる金額が異なる
- 利用できる範囲内でケアプランを立ててくれる
在宅医療導入の流れ
1. お申し込み
まずは当クリニックへお電話でご相談ください。
ご家族、ケアマネージャーさんなど、ご連絡いただく方はご本人でなくても問題ありません。
(受付時間は平日の9:00から17:00です)
2. 必要書類のご提出
紹介状をご用意ください。
現在の主治医の先生に紹介状(診療情報提供書)を作成して頂き、当クリニックへFAXしてもらって下さい。
また、事前に受付用紙のご記入をいただくと便利です。
初診時に必要な書類
3. ご自宅での初診および面談
紹介状が準備出来ましたら、初診の日程を調整します。ご自宅にお伺いして、初回診療および面談させていただきます。前もって、当院スタッフから在宅医療の詳細をご説明させていただくことも可能です。お気軽にお問い合わせください。
面談では患者様の病状を確認し、訪問診療のシステムや費用についてご説明いたします。当日、紹介状、医療保険証・介護保険証・身体障害者手帳などと印鑑をご用意ください。
4. 訪問診療開始
訪問診療予定に基づき、初回の訪問診療を行います。
入院中の患者様については、退院までに病院にお伺いし、在宅療養の準備をご相談いたします。
ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
当院では24時間緊急連絡をお受けしており、医療面での不安をなくすように努めています。 必要に応じて緊急往診も行っています。
5. 医療費の請求について
1カ月分の診療についてまとめてご請求いたします。
翌月の中旬に請求書をお渡しし、月末の銀行自動引き落としとさせていただいております。
交通費はいただいておりません。
在宅医療の費用
在宅医療は医療保険適応です
医療費の1割~3割(所得、年齢により)が自己負担額
医療保険の種類や所得、年齢などによって異なりますが、医療費が一定の限度額を超えた場合は、高額医療費として支給される制度などもあります。
保険と自費の区分
医療保険 | 介護保険 | 自費 |
---|---|---|
|
|
|
在宅医療の費用例 ※制度の変更等で金額が変わる可能性があります
対象 | 負担割合 | 標準自己負担額 | 負担上限額 |
---|---|---|---|
高齢者 | 1割 | 約7,200円 | 18,000円 |
2割 | 約15,000円 | 18,000円 | |
3割 | 約21,600円 | 高額医療費制度により異なります | |
一般 | 3割 | 約21,600円 | 高額医療費制度により異なります |
※公費負担医療制度を受けられている方は、医療費は公費でまかなわれます。
※血液等検査や注射、点滴などの医療行為、在宅酸素、留置カテーテル、胃瘻などの管理がある場合、また臨時での往診をおこなった場合は標準負担額に加算されます。